小学生の頃、一番好きなのが図画、工作でした。父が絵が好きで、よく水彩画を描いていました。私も中学生の頃、友達と近くの多摩川辺りスケッチに出かけたものでした。彼は早く他界し、私も仕事にかまけ、ずっと描いていませんでした。
 有るのは時間だけとなった定年後、手軽に描ける水彩スケッチを再開しました。先生に習うことはなく、あくまでも自己流、上達を夢見て参考書をいろいろ並べて楽しんでいます。しかし、本を読んでも駄目なようなので、喫茶店、電車の中、面白いものがあったら何でもスケッチし、家で彩色したりしております。写真から起こすと、どうしても細部まで見えてしまうので焦点がぼける嫌いがあり、矢張り現場主義がいいようです。

 その後、相変わらず、ポチポチ描いています。時間だけは有るので。 最近、病院絡みの絵が多くなりました。  今年初めに相模原病院で白内障手術。眼帯が取れた日は二月の大雪。 その後、近くの眼科へ通う。今度は緑内障といわれた。待合室にいい絵が有った。 持病の糖尿病は町田慶泉病院で、此処にも好きな絵がある。薬局での待時間も結構楽しい。
 増田さんも言っておられたように、唯一、実力でかちとった免許証は、家族が危険を感じ るので、無事故無違反のうちに、82歳の誕生日を以って返納した。お陰でゆっくりした 時が流れる。いつまで楽しむことが出来るか如何か分らないが。 カートを曳いての近場の買い物がてら、時間があればスケッチ。ご覧のように、行動範囲 はつくし野、青葉台、成瀬、そして町田である。落ち着ける喫茶店とデパートの一隅。電 車の広告もクロッキーの練習としてなかなか面白い。 身近の家族は、なかなか描かせて貰えないが、家内と孫娘と猫を各一枚、載せました。

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